続続・すみれ日記

すみれ洋裁店→裁縫と美術/木造3階建てのatelier+boutique+gallery/あいてるときはあいてるけど しまっているときはしまっています あいてるときはどなたもどうぞお入りください/〒393-0061長野県諏訪郡下諏訪町御田町下3210/TEL&FAX 0266-27-8386/メールoguchimidoriko@gmail.com/ インスタグラム(裁縫編)http://www.instagram.com/midorikooguchi /ツイッター(美術編)https://twitter.com/oguchimidoriko/JR下諏訪駅より徒歩10分*お車でお越しの際は町営四ツ角駐車場をご利用下さい。無料駐車券をお渡しします。

20221130

 

samurai

 


天気 概ね晴れ 室温 21℃

朝から南箕輪村の現場。広いお庭にはほっぺを紅く染めた寒菊や野ばらが本日も逞しく咲いている。(28日)

雨の中、松本まで忘年句会に出向き、恒例のプレゼント交換もしていち早く今年を締めくくり始める。12月に入ればもうそれはあっという間だから。長嶋有の句集「春のお辞儀」のしおりを参考にした句会ごっこは予想以上に楽しく、社長は大喜びで社員一同ホッとムード。(29日)

朝寝坊。身体が怠いのでだらだらする。疲労回復には睡眠がいちばん。お昼過ぎから動き出し、郵便局に行ったり店で作業したりスローペースで過ごす。11月は今日でおしまい。


20221127

 

俳号は一文字で


天気 晴れ 室温 22℃ 

忘年会がぽつぽつ入ってきて、月末はごっこ社の忘年会。社の活動は休眠中だけど、地味に忘年会は続いている。今年は社長が句会をやりたいというので、俳句を作っていかなければならない。昔々、一度だけ星ちゃんと近所のおじいさんとおばさんたちの集う俳句の会にお呼ばれして、見様見真似で句作をした時のことを思い出す。たしか私は自転車に乗った友人についての句を出したのだった。時間内に短冊に句をしたためて、そして独特のルールで句会は進行されたような気がする。いつもはクリスマス会だから、今年はどんな会になるかちょっと楽しみ。


20221126

 

冬の虹


天気 曇り 室温 20℃ 

何年ぶりかの、池内邸内ホテル野ばらに宿泊。オーナーも来年は中学生になる。昨晩は池内さんと建築や仕事について、今年はどうだった?という忘年会的な話とあれからの2階の様子を拝見し、あっちゃんの美味しい手作り餃子に大雪渓を少しだけ頂く。あっちゃんの餃子は一口でパクパク食べちゃう可愛らしい餃子で、私も今度小さいサイズを作ってみようと思う。朝、池内邸を出発のとき、狐の嫁入りに振り返ると完璧な虹の二重橋が空に架かっていて、思わず車を降りて撮影大会。端から端まで写真の一枚に収まりきらず、パノラマで撮影する。

20221124

 

編み物






天気 曇り 室温 20℃

過ぎしいろいろ。名古屋アンティークマーケット出店では2日目絶対に降られる覚悟のもと準備していたけど、どうにか曇り空のまま最後まで降らずにいてくれて助かった。お天気によって大変さレベルがだいぶ違うので、心底助かったの心の声。そして今回も店番の隙間に自分への可愛いものたちを買い漁る。
通い始めて3回目のさんとこデッサン教室。デッサンは受験以来の30年ぶり!当時は入試に備えて自分なりに猛デッサンして入学したものの、入った途端にもうやらなくて良いと先生が授業で話されたことをきっかけに一切描くのをやめてしまった。先生のお話としては受験でデッサン嫌いになる生徒が多いので、合格した者はもう基礎技術を認められたのだから、これからはそれよりも楽しく作品制作に向かって欲しいという主旨だったと記憶しているけれど、自分としてはデッサンに対して不完全燃焼のままいつかやり直そうと思い続けていたので、あの頃不完全燃焼だったのは「なぜデッサンが嫌いになるのか」の理由がわからなかったからなのだと、新しい眼が持てたように続きのデッサンを楽しんでいる。
公園も冬の色合いになってきた。鍵を自宅の室内に忘れたまま居場所を失い、図書館で過ごす。せっかく気になっていた本を開いても最近のまとまった疲労ですぐに机に伏してしまい、学生時代の懐かしい夢でも見そうな机上仮眠。これでは耳をすませない。
最終章に向かう定期便の絵葉書が届いて、はじまりからおわり、1年の完成を想う。

20221117

 

山のあなた

 


天気 晴れ 室温 17℃

昨日は始発の特急あずさで東京へ。東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)で開催中の「旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる」展を見に行くのと、美容室と、リミさんに会う私の旅。庭園美術館では福田尚代さんの作品《翼あるもの》228点が揃うというので、福田さんからお手紙をいただいてからずっと心待ちにしていた。開館と同時に入ったので、展示室の書庫には朝の白く眩い光が正面窓のすぐ胸元まで寄せてきていた。天井まで一切隙間なく収まった文化財の書棚のガラス越しに、天使の合唱団の如く一堂に整列している《翼あるもの》たち。私はある予感を持ってこの部屋に入ったので、自然に窓辺までゆっくりと進み、左手の下段から上下左右にときには礼拝堂の天井画を見上げるようにして一行の声に触れてゆき、最後のことばは入り口右手のドアの影に仄暗くなったところの囁くようなものだった。どきどきして、また涙がこぼれて、他のひとの作品を何も見ることが出来ずに会場を出る。白椿に見守られながら。

テル  「あなたのことを、どうして忘れることができましょう」

「ぼくはあなたが大好きです」



つまり、世界を一周すれば出発したところに帰ってくるわ。あらゆるものは、始まったところに

神変容  冷たい、あれは涙の泉、清らかなほうの  女の眼から。




20221114

 

episode2


天気 晴れ 室温 20℃ 

マネキン・ナナサイ、可愛いひとがた。またこの方舟に、ゆかりのあるものたちが舞い込んできた。登場人物①・緑の番人。

「雨が降ってきた」

「雨はまだ降っている?」

物語はその人に出会うまで語られることは無い。


20221111

 

おむすびコロリン

 


天気 晴れ 室温 19℃

気がかりだった部屋の整えたい部分に少しづつ手をつけることができて、今日仕上げると決めていたお直しを完成させることができて、小さな目標達成が、その一歩がほんのり嬉しい。夕方、優子ちゃんに新潟土産の一等米までいただく。やっぱりこの新米はおむすびがいいんだろうな。昨日ストーブが2台壊れたことはとりあえず忘れよう。


20221110

 

キッチン

 


天気 晴れ 室温 20℃

休日はずっと公園にいた。お昼は芝生に転がってぐずぐず過ごし、夜は初めての天体観測。グレが小さい頃にサンタさんからのプレゼントでもらったというちょうどいい望遠鏡から、月を捕まえて、見た。メグちゃんがモスの月見バーガーとコーヒーを買ってきてくれて、それからグレの十八番のおやつであるシュケットを時々摘みながら、ずっと月を追いかけていた。ここは野外シアターで、このメニュー以外に適切な食事はないだろうと思うような、今日の天体ショーにぴったりな美味しさ。きりりと大きな夜空を仰ぎながら自分の中のこれっぽっちの胃袋に温かいコーヒーが染み渡っていく。



20221106

 

滋養



天気 晴れ 室温 18℃

3日、今年も無事に晴れやかな空の向こうにCosmosは帰ってゆきました。入星出星審査のカウンターで、2014年から毎回来てくれている小学生→中学生から差し出されたパスポートに込み上げるものがあり、来年はCosmos10周年!ということで、さらに理想に向かって進むのだと決意を新たにしたのでした。4日、あまりに疲れ過ぎたので、一切活動的ではないおしゃれをして店に立つくらいしか出来なかったけど、ずっと人がいて喋り続けた一日。5日、松本のguild Bekkan 2Fにて開催中の二人展「着物を楽しむ」を見せてもらいに行く。西村みどりちゃんが沖縄伝統の花織りという技法で織った帯の初披露ということで、クチネッタにし村でランチをいただいた後、ちょうど居合わせた妹さんと姪っ子ちゃんと同級生ご夫婦とみんな一緒に街なか大移動。じっくりと展示を見た後に1階でお買い物をする。店主に面白いアーティストの本を紹介してもらって話が弾み、楽しいリフレッシュ休暇となりました。これから年末に向かって残してある大仕事に挑む勇気と英気をいただく。


20221101

 

少年少女の世界

 


天気 雨 室温 20℃

冥王星に生まれた子どもは、最初の誕生日を迎えるまでに、地球時間で247年間も待たなければならないのに対し、水星の子どもは地球の1年間に4回も誕生日がやってくるのだそう。サイタコスモス、コスモスサイタ。正真正銘!大人の遊び、リラックス増量!

2年ぶりにコスモスでお会いしましょう。


 

10月31日


天気 晴れ 室温 20℃

今日までに仕上げる予定だった注文品が、あと一歩で仕上がらず、涙。どんどんと予定がシワ寄せる恐怖。ヤッチョは今朝、私とアメリカのディズニーランドに行った夢を見たそうで、そのお気楽ムードを分けて欲しいと話を聞いてみると、そこでお金やパスポートなど全てが詰まったBAGをスられるという悪夢で、起きて夢でほんとうに良かったと安心したみたい。友達の子どもが勢い良く入ってきて「トリックオアトリート!」と言うのだけど、こんな日にお菓子が一つもなくて、仕方なしに鹿児島土産の黒糖を差し上げる。僕は毎日ハロウィンがいいそうで、すでにお菓子でいっぱいのリュックに喜んで黒糖をしまって行った。


Archives

January 2006   February 2006   March 2006   April 2006   May 2006   June 2006   July 2006   August 2006   September 2006   October 2006   November 2006   December 2006   January 2007   February 2007   March 2007   April 2007   May 2007   June 2007   July 2007   August 2007   September 2007   October 2007   November 2007   December 2007   January 2008   February 2008   March 2008   April 2008   May 2008   June 2008   July 2008   August 2008   September 2008   October 2008   November 2008   December 2008   January 2009   February 2009   March 2009   April 2009   May 2009   June 2009   July 2009   August 2009   September 2009   October 2009   November 2009   December 2009   January 2010   February 2010   March 2010   April 2010   May 2010   June 2010   July 2010   August 2010   September 2010   October 2010   November 2010   December 2010   January 2011   February 2011   March 2011   April 2011   May 2011   June 2011   July 2011   August 2011   September 2011   October 2011   November 2011   December 2011   January 2012   February 2012   March 2012   April 2012   June 2012   July 2012   August 2012   September 2012   October 2012   November 2012   December 2012   January 2013   February 2013   March 2013   April 2013   May 2013   June 2013   July 2013   August 2013   September 2013   October 2013   November 2013   December 2013   January 2014   February 2014   March 2014   April 2014   May 2014   June 2014   July 2014   August 2014   September 2014   October 2014   November 2014   December 2014   January 2015   February 2015   March 2015   April 2015   May 2015   June 2015   July 2015   August 2015   September 2015   October 2015   November 2015   December 2015   January 2016   February 2016   March 2016   April 2016   May 2016   June 2016   July 2016   August 2016   September 2016   October 2016   November 2016   December 2016   January 2017   February 2017   March 2017   April 2017   May 2017   June 2017   July 2017   August 2017   September 2017   October 2017   November 2017   December 2017   January 2018   February 2018   March 2018   April 2018   May 2018   June 2018   July 2018   August 2018   September 2018   October 2018   November 2018   December 2018   January 2019   February 2019   March 2019   April 2019   May 2019   June 2019   July 2019   August 2019   September 2019   October 2019   November 2019   December 2019   January 2020   February 2020   March 2020   April 2020   May 2020   June 2020   July 2020   August 2020   September 2020   October 2020   November 2020   December 2020   January 2021   February 2021   March 2021   April 2021   May 2021   June 2021   July 2021   August 2021   September 2021   October 2021   November 2021   December 2021   January 2022   February 2022   March 2022   April 2022   May 2022   June 2022   July 2022   August 2022   September 2022   October 2022   November 2022   December 2022   January 2023   February 2023   March 2023   April 2023   May 2023   June 2023   July 2023   August 2023   September 2023   October 2023   November 2023   December 2023   January 2024   February 2024   March 2024   April 2024