続続・すみれ日記

群馬出店の後は富山の氷見市に買取業務で、結局4日ほど留守にしていました。お昼前に郵便局まで払うものを払いに行き、月末の事務作業。明日から10月だなんて。9月は何だったんだろう？と思うほど早かったなあ。今日はお直しの受け渡しや、来店のお約束などがあり、久しぶりの店内は冷んやりとして、微かに冬の空気を羽織ったみたい。いただいたお花をさっそく活ける。コスモスは風に揺られるように。こういう誰もが知っている花も好きだし、誰も知らないような花も好き。女の人は、自分がどんなお花になりたいかをイメージしてお化粧をするといいらしいよ。

★現在、お直しと注文品の受付のみの、消極的営業をさせていただいております。営業日でも留守の場合もありますので、確実にご来店を希望される方は、お手数ですがメール（oguchimidoriko@gmail.com）にてお問い合わせください。よろしくお願いいたします。

posted by midoriko  # Wednesday, September 30, 2020

今年のcosmosは中止となりました。公式で会場に集うことはありませんが、それぞれにcosmosと交信して、自分なりの発信をしてみるのも良いかもしれません。時はいつもと同じ11月3日です。あたまの上に、鏡の向こうに、瞳に浮かぶcosmos-saita.サイタコスモス。

今日もお直しの常連さまが見え、２着承る。その後、外の窓拭きをしていたら優子ちゃんがきて、地ビールを差し入れにいただく。ピロさんも松本からの女の子を連れて、撮影の為のフォークを借りにきて、ホリちゃんがおばあちゃんの作った巨峰をお土産に現れる。明日から27日までninjinsanの古花市出店に伴い、群馬県の前橋市にいます。

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posted by midoriko  # Thursday, September 24, 2020

友達が手間暇かけて、透明のまんまる氷を自分のために作って待っていてくれた幸せ。お昼はzatowaのカナちゃんと一緒にゾンビ会合。日曜日だけは昼営業をしているので、美味しい煮込みハンバーグのハルオスペシャルをいただきながら、座っている椅子の型紙をとり、カナちゃんに中身のウレタンの相談など。夕やけこやけでホリちゃんが中国茶を、ミナミちゃんがお取り寄せしてくれた京都の阿闍梨餅をおやつにいただいているうちに、藤巻さんとミキさんが来て二人を紹介。未来話と昔話とを交互に話す。夜はドレスのサイズ直しでゆーこりんが来店。毎日毎日、ありがたい。最近はすっかり朝晩肌寒くなってきて、虫の声しみじみ月の光しみじみ。

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posted by midoriko  # Sunday, September 20, 2020

日頃メモをとる習慣がないので、浮かんだアイデアなんかも常に頭の中で転がしておいて、溶けずに残ったアイデアこそ形にするべきだと、自分の頭を何とまあ過大評価していたわけですが、近頃頻繁にやってくる閃きごとを、消しゴムも多い私の頭の引き出しに留める自信がなくなってきて、アイデアノート的なメモをとることにした。それは最近、更に美術の方へ傾倒してしまった自分の変化によるものだと思う。もう一度あたらしく見た世界に、自分の表現をしなくてはならないという覚悟がようやくできたのだ。白い蕾の底に紅く染まっているもの。

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posted by midoriko  # Saturday, September 19, 2020

空がスンとして雲に表情があり、ああ、きれいだなぁと眺める。秋の空。写真はまだ夏の日に秋を想って撮ったススキ。今日こそはと意気込んで２階の片付けの続きをやる。お向かいのポロンにも、ほなちゃんがお手伝いに来ている様子。手が２本では足りない人たちの多いこと。ありがたいこと。近所の吉田ちゃんがお直しの受け取りで寄ってくれる。あの小さな赤ちゃんがもう６ヶ月になったそうだ。夕方、納品をもう一件。何度かお直しの注文をいただいているお客さまで、だいぶお待たせしてしまっているのに、「このお店に来るの好きなんですよ」と言ってくださる稀有なお方。信じ難いけど、そんな稀有な方々ばかりで皆さまに手を合わせる毎日。

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posted by midoriko  # Monday, September 14, 2020

本来ならば、夏の終わりの新作花火大会の頃。昨晩はサプライズだったのか15分ほど諏訪湖で花火が打ち上がりました。音を聞きつけて、夕涼みにそろりそろりと湖畔に寄ってくる人々。例によって、何度撮っても花火は全くうまく写らないので、最後の烟りを撮った一枚。闇夜の諏訪湖に巨大な鴨が現れたような形。後のベンチに腰掛けていたおじいさんは、見れてよかったと呟き、拍手を送って一人帰って行った。今日のお直しは少し難題で、頭では10歩先をよみながら手は今の作業をする、将棋のような感じ？の作業。無事に仕上がってホッとする。日が暮れたらもうすっかり秋の空気で、あったかいクリームシチューを食べよう〜、と矢野顕子のお誘い。さて、帰りの身支度を。

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posted by midoriko  # Sunday, September 13, 2020

今日の幸運は、私にとって特大な御守りを譲り受けたこと。それにより、今朝がた降りてきたインスピレーションが確かなものだと背中を押してもらったような気がした。天空からも手紙が届くことがあるのだ。お昼は朝からninjinsanの道具の手入れのお手伝いに来ていたグレも一緒に秋宮前の神楽。その後、長和の道の駅に納品に向かうのを見送って、店に戻る。川原さんからもいよいよ完成した新しい本のお知らせをいただき、キチムでの牧野さんとのトークショーもオンラインで聞くことができるそうで楽しみ。夕方は巾ちゃん、キョンちゃん、ちいと子ちゃんなどの近所の面々と立ち話。今日はこの近所の面々がまだ居なかった頃に来て下さっていたような古いお客さんもチラホラと。昔のようなものは今作っていませんか？と問われて、覚えていて訪ねてくださった事への嬉しさと、これからの変化を少しだけ申し訳なく思う気持ちと、日々の出来事は自分へのテストのよう。

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posted by midoriko  # Saturday, September 12, 2020

今週のハイライト。友達よこれが私の一週間の仕事です。（）の中はテュリャテュリャテュリャリャ変換。

火曜日は久しぶりにアノニムに行き、新しく３部屋増えた一つ一つの面白い部屋をじっくり見る。（その後、津金くんの家に寄りお夕飯をつまみ食い、お子と戯れ、頼まれていた荷物の買取。帰り道、閉店間際のセカンドストリートに整理した洋服を持ち込む。）

水曜日は新潟までninjinsanの買取業務。積荷を降すまでが今日の仕事だから、夜帰って雷のピカピカした空の下、仕分けて運ぶ。（その後、帰っているグレと川ちゃんの顔合わせで本田食堂。その後ゾンビに流れ、ハルオさんからパンツのお直し代を受け取る。）

木曜日は岡谷のお母さんの股関節の診察、手術日程などの説明を聞くために一緒に松本の病院まで。（その後、久しぶりに家に泊まりに来た、ゆーこりんとあかりでリョウくん達が海で釣ってきたオニカサゴを食す。）

金曜日、ゆーこりんを見送り、ミズキ菓子店の巾ちゃんに昨日お願いした所用の御礼に行く。（その後、ようやく一人落ち着いて、目前のお直しを仕上げ、この日記をしたためています。）

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posted by midoriko  # Friday, September 11, 2020

朝食のヨーグルトにプチトマトと蜂蜜を入れてみる。先日道の駅で買った、多分「赤ちゃん」という名前のプチトマト。容器の値札シールのプチトマトという表記の上に、赤ちゃんと書かれていて、トマトの赤ちゃんがプチトマト？な訳ないし・・・と思って良く見てみると、皮が何だか艶々していて普通のプチトマトとちょっと違う。それで、一口その赤ちゃんを口に放り込んでみたら、分かったのです。皮が薄ーい！おいしい。なるほど赤ちゃんだね、と品種であることを納得。最近の野菜や果物のなまえは、なかなかのキラキラ。

仕事中、いつも使っているミシンの部品が急に見当たらなくて、ニンニク、ニンニクのおまじない。ほどなく発見し、今回もまたこのおまじないに助けられる。探し物をするときは「ニンニク、ニンニク」と唱えながら探すと出てきます。中学生の頃からずっと使っている魔法。皆さまも何か効果的なおまじないを知っていたら、いつか教えてください。

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posted by midoriko  # Monday, September 07, 2020

上諏訪でこんなに蓮の花を見ることができるなんて、今まで知らなかった。圧倒的存在感と、目の前にあるのに触れたら透き通ってしまうような高貴で幽幻な花。何年も前に見た、福田尚代さんの蓮の文字の卒業制作を思い出す。諏訪をひっくり返すと蓮になること。

一つ違う道筋を行けば、こういうことに出会ったりする。ずっと何年も蓮はすぐ隣で毎年咲いていただろうに。世界は緻密に精密にできている。内部のボタンをちよっと押して、もう一度何かを新しく見なければならない。

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posted by midoriko  # Sunday, September 06, 2020